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サクラ島大学は、「学び」を「口実」に心地よい繋がりをつくります

久保 雄太 /  Yuta Kubo ( 第2期 )
サクラ島大学  

事業概要

サクラ島大学は、「学び」を「口実」に、心地よい繋がりをつくります。
例えば、行ってみたかった場所を、キャンパスに。
会って話をしてみたかった人を、先生に。
普段はなかなか入っていけなかった世界でも、
「学びの場」に変わった瞬間に、誰でも繋がるチャンスができます。
知りたい、出会いたいという好奇心や欲望を叶えていくために、
僕たちは、これからたくさんの繋がりをつくっていきます。
今日つくった繋がりが、これからの「口実」に繋がっていくように。
心からドキドキできる学びの時間を、一緒に楽しんでいきましょう。



◆ミッション
サクラ島大学は、地域密着型の生涯学習ネットワークとして、
地域の隠れた資源を発掘し、最大限に活かした「学びの場づくり」を通じ、
あらゆる世代が交われる、心地良い地域コミュニティ形成に貢献します。


【事業内容】
1. 地域資源を繋げるネットワークづくり
2. 地域資源を可視化するためのメディアづくり
3. 地域資源同士を繋げる「学びの場」づくり
4. 「学びの場」を通じて生まれた繋がりを活かしたプロジェクト運営

【業務内容】
・社会教育の推進を図る活動
・まちづくりの推進を図る活動
・学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
・子どもの健全育成を図る活動
・情報化社会の発展を図る活動
・経済活動の活性化を図る活動

 

事業を始めたきっかけ

サクラ島大学の設立にあたって、僕の想うサクラ島大学をお伝えします。

サクラの咲く春の季節の開校を目指して、動きはじめ、
これまでに、たくさんの人と、サクラ島大学のことを話することができました。
まるで恋人を紹介するかのように、いつもドキドキしながら大学のことを紹介しています。
今、どんなことに心が動かされ、どんなことを知りたいか、出会いたいかを聞いていきます。
そんな会話の中から、求められているものは、具体的な「学び」だけではありませんでした。
ある女性の方は、「眠れないほどの衝動がほしい」と言われました。
それが「何か」はわからないけれど、体の底から湧き上がってくるような衝動を。
話をしていくと、なぜか理由やいいわけをつけては、見ないふりをしていたはずの、
純粋な欲望たちを、叶えていけるのではないかと一緒にワクワクしていました。
きっと、それは「学び」に対して、その言葉もがもつ、とても前向きな性格と、
何かを叶える「口実」となれる可能性を感じているからだと想います。

誰かと話すたびに、「こんな世界もあるんじゃないか」と違う世界をみせてくれます。
そのたびに、なんだか僕の中のスイッチがおされている気がいつもしています。
心の中の火をつけられたようになり、居ても立ってもいられなくなります。
サクラ島大学がつくりたい「学び」は、そういうものだと気づきました。
かごしまには、素晴らしいことや、かけがえのないことはたくさんあります。
刺激や影響をうけてしまうような背中をもった素敵な人たちがいます。
それに気づいていたし、分かち合える、きっかけとなりたいです。
そんな心地よい繋がりがうまれると、どんな未来がまっているのかを楽しみにして。

「大人になっても、いつまでたってもドキドキしていたい。」という想いを大切にしながら。

そういえば、僕はこの大学づくりをはじめようと決めた真夜中に、
眠れないほどの衝動にかりたてられ、まちを走りはじめていました。

ひとことメッセージ

むかしむかし、はなさかじいさんは、「枯れ木に花を咲かせましょう」と
枯れ木に灰を降らして、 サクラの花を満開にしました。
桜島の灰が降るたびに 素敵な花がまちに咲いていくように、
季節がかわるたびに花が咲いていくよう。
「サクラ島大学」というなまえには、 そんな願いがこもっています。

鹿児島には、素晴らしいことや、かけがえのないことは、僕たちのまわりにたくさんある。既にあります。毎日での暮らしのなかで美しさを見いだせる人、美しさに心をひらいてく人がふえていくことにとても価値があると想っています。
気づいていたいし、共感をしたい、そうやって繋がりをつくりながら、鹿児島の暮らしを生き生きするものにしていきたいです。そのために、できることを探し、「学び」を「口実」に出会っていきましょう。

2011年の夏に開校をし、これまでのご縁を大切に、これからのご縁に期待をして、これからも「学び」の場づくりを続けてゆきます。

 

活動レポート

現在のところ、活動レポートはありません。

【事業カテゴリ】
2期生ライフスタイル・食地域活性・街づくり

【団体名/事業名】
サクラ島大学

【活動地域】
鹿児島県

【ウェブサイト】
http://sakura-univ.net/

【ブログ】
http://sakura-univnet.blogspot.com/

【プロフィール】
■1983年鹿児島市生まれ
■2003年4月−九州産業大学工学部建築学科に入学。様々な建築やデザイン事務所、アーティストの方々のもとに「まちづくりの現場」を体験。「パブリックデザイン」をミッションとし、あらゆる分野の方々とバランスよく接点をつくり、「間」や「場」をデザインする役割を目標に設定。
■2007年4月-SOL DESIGN INC. 入社。同時に、NPO法人九州コミュニティ研究所に入所。広告デザインの仕事と平行して、情報を介したまちづくりや、コミュニティサポート事業のプランニングの現場を経験。
■2010年4月-鹿児島にて、サクラ島大学の開校準備をはじめ、現在に至る。

【影響を受けたもの】
耘野康臣 氏 と デザイン、インタビューの教室(リビングワールド)。

【座右の銘】
sooner or later

【オフの過ごし方】
僕のなかの風景として残っている場所に旅すること。写真を撮ること。