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伝統文化・産業とベビー・キッズの架け橋〜伝統を次世代に繋ぐ〜

矢島 里佳 /  Rika Yajima ( 第2期 )
株式会社和える  

事業概要

「道」を極めた職人が一つひとつ、想いを込めて大切に作ったモノを21世紀の子どもたちの手に届けたい。この想いから、株式会社和えるは誕生いたしました。なかでも私たちは日本の伝統産業に注目しました。 伝統産業品は元来、日用品として親しまれ、日本人の感性を幼少期から育んできたモノです。 しかし、現在の日本からその姿は少しずつ消えているのが現状です。しかし、全国を回り、実際に見て来た伝統産業は、きらきらとした輝きを失ってはいませんでしたこの輝きをもう一度日本に、世界に発信しなければ。
「今こそもう一度、子どもたちに日本の本物を届けよう!」
この考えに賛同してくださった職人と共に、本物の良さを子どもたちに伝えていこうと立ち上がりました。
子どもたちが幼い頃から自然と本物に触れられる環境を創出し、豊かな感性を育み、自国の文化を語れる真の国際人の創出への貢献を目指します。

【中期】
○「道」を極めた職人がつくる日本の本物を全国から発掘する
→日本全国から選りすぐりの職人を和えるが発掘し、職人や伝統産業の「物語」を発信していきます。

○本当に子どもたちに贈りたい日本の本物を届ける
→和えるが発掘してきた、子どもたちに自信を持ってお勧めする本物を「物語」と共に販売し、実際にお子様に使っていただけるようにがんばります。また、職人と乳幼児教育の講師と共に開催する体験型イベントを開催し、日本の伝統に親子で触れていただける機会を創出します。

【長期】
「日本の本物に出会えるブランド」として和えるを確立する
→和えるは、「日本の本物に出会いたいのなら、まず和えるにアクセスしてみよう!」と、日本はもちろん、世界の人々からそう言っていただけるようになりたいと考えています。みなさまから信頼され、愛される企業へ成長できるよう、一歩一歩着実に、正直な活動を続けていきます。

 

事業を始めたきっかけ

私は、TVチャンピオン2「なでしこ礼儀作法王選手権」にて優勝したのをきっかけに、日本の伝統産業を次世代に繋ぐ活動を始めました。取材や連載の仕事を通して、多くの職人と出会い、話していくうちに、日本の伝統産すばらしさに感動しました。
今日まで先祖代々受け継いできた日本の素晴らしい「ものづくりの技術」を私たちの世代で絶やしてしまうのは非常にもったいないと感じています。また、もったいないだけではなく、ここで絶やしてしまうのは、日本の国益を大きく損ねることにもなると考えています。そこで、現代の人々の生活に融合させ、日常で使えるような新たな伝統産業品の活用法を考えるに至りました。次世代に日本の伝統を繋ぐ子ども向けの伝統産業品という新たな市場を創出します。一人でも多くの方に、日本の伝統産業を身近に感じてもらい、先人の知恵を次世代に繋いでいくことを使命とし、本事業に取り組みます。和えるは、先人の知恵と現代の生活を和えて、新しい文化を創出する企業を目指します。

ひとことメッセージ

「0~6歳の伝統ブランドaeru事業」と「和のコンシェルジュ事業」がございます。「0~6歳の伝統ブランドaeru」では、0〜6歳児向けの商品を、伝統産業の職人が匠の技を用いて一つひとつ大切に真心を込めた商品を企画・販売します。2012年3月30日にaeruオリジナル商品第1弾「本藍染出産祝いセット」を発売します。感性が豊かな幼少期から日本の本物に触れられる環境を創出します!「和のコンシェルジュ事業」では、伝統を軸にしたご相談を受け付けております。いただいたご相談を元に、和えるが和のコンシェルジュとして、コーディネートさせていただきます(実績:経済産業省クールジャパン推進戦略事業ビジネスプロデューサー、各地での国内外での講演会、講習会など)。和える(aeru)のFacebookページもあるので、ぜひお越し頂けますと嬉しいです!和えるの思いに共感してくださる方々からのお問い合わせをお待ちしております。

 

活動レポート

2012年3月、株式会社和えるは、0〜6歳児向けの新ブランド「和える」を発表いたします。
日本の伝統産業の技術を活用した、日本の本物を子どもたちが日常的に活用出来る環境づくりを目指します。
第1弾は「藍染の出産祝いセット」です。乞うご期待!
2011年5月14日に北鎌倉の古民家で、「伝統×教育×子ども」のワークショップを開催しました。
福井県の越前和紙の杉原社長と、乳幼児教育のプロフェッショナル松本美保先生と、2~3歳のお子様とそのご家族が参加してくださいました。
当日の様子:http://www.youtube.com/watch?v=KaJ1eybnfRA
---------------------------------------------------------------------【2011/11】

現在、子ども向けの伝統産業品の商品開発をはじめております。
第1弾は、徳島県の藍染を活用した商品です。8月ごろ完成予定です。

---------------------------------------------------------------------【2011/5】

 

【事業カテゴリ】
2期生教育・こどもの健全育成文化・伝統・芸術・学術

【団体名/事業名】
株式会社和える

【活動地域】
東京都

【ウェブサイト】
http://a-eru.co.jp/

【ブログ】
http://ameblo.jp/nadeshiko-rika/

【プロフィール】
1988年7月24日生まれ。
自由奔放な幼少期。興味を持ったことには何でもチャレンジし続けてきた。
2007年、高校3年生のときにTVチャンピオン2「なでしこ礼儀作法王選手権」優勝(テレビ東京)。
2009年、雑誌『栞』にて、伝統を次世代に繋ぐ全国の若手職人をクローズアップする連載開始(JTB西日本 旅物語)これをきっかけに、全国の職人とのネットワークを作り始め、子どもたちに日本の伝統を伝える活動をしたいと考え始める。2010年2月「学生起業家選手権」優勝(東京都・東京都中小企業振興公社主催)。
2011年3月、日本の伝統を伝える株式会社和える(aeru)を設立、代表取締役就任。
著書に『やばい!戦略的AO入試マニュアル』(ゴマブックス)、『AO(FIT)入試で慶應大学法学部に合格する!!』(エール出版)、『その常識もしかして非常識?!自分を魅せる本当のマナー』コミックエッセイ(高陵社書店)がある。現在、週刊朝日にてコラム「なでしこりかの至福の一品」を毎週連載中!20〜40代の若手の魅力的な職人と至福の一品にフォーカスしている。

【影響を受けたもの】
今まで出会った人々、マリー・キュリー

【座右の銘】
百聞は一見に如かず

【オフの過ごし方】
茶道・華道・日本舞踊のお稽古、海外を旅しているときに日本に通じる習慣や文化、モノなどをみつけること、お風呂で妄想を膨らませて新たなアイディアを考える