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「音楽×起業×社会貢献」で、チャレンジする10代を増やします!

松浦 貴昌 /  Takamasa Matsuura ( 第1期 )
特定非営利法人ブラストビート  

事業概要

プログラムの目指すもの
「音楽×起業×社会貢献」で、チャレンジする10代を増やします!

団体としてのミッション
変わる、ジブン。変える、ヨノナカ。

事業概要
音楽を切り口とし、起業や社会貢献を体験することができるアイルランド発のユニークな社会教育プログラムを、日本の10代を対象に普及させることで、若者の「生きる力」「探究心」「自己肯定感」を育む。

プログラムでは、高校生など10人ほどが、音楽ライブイベントの企画から運営全てに挑戦。社長、経理、企画、広報やウェブサイト制作、営業など、会社に摸したチームを立ち上げて挑戦する中で、たくさんの成功体験と失敗体験を積み、成長できる場を作る。

また、イベントで得た収益の25%以上をNPOなどに寄付することがプログラムに組み込まれているため、NPOとの接点もでき、「社会に貢献する」ことが体感できる。

そして、その現場に、大学生や社会人がメンターとして関わることで、大人自身も学び、成長する機会を持つことで、「チャレンジする人材」、さらに言えば「社会起業家」を輩出していけるようなプラットフォームを作る。

 

事業を始めたきっかけ

<strong>私の人生が、ブラストビートそのもの</strong>

高校まで、いわゆる「落ちこぼれ」で、バンド活動に熱中し、その後、プロのベーシストになり、インディーズで全国ツアーを行うまでになりました。

26歳の時、家庭の事情からバンドを脱退、ビジネススクールでの1年余を経て、起業、マーケティング会社を経営。そのかたわら、フィリピンで小学校を寄贈するなど、NGO・NPOに積極的に関わってきました。

そんな私が2009年7月に偶然見たのが「Changemaker」というNHKの番組で、アイルランドでブラストビートを創業したロバート・スティーブンソン氏の活動が紹介されていました。なぜか、テレビの前で涙が止まらず、放送が終わった直後には、ブラストビートの本部にメールを書いて、日本での活動立ち上げを訴えていました。

私がいまビジネスの世界でやっていけているのも、バンドマン時代にライブがどうしてもやりたくて、自分たちでライブハウスと交渉し、チラシなども自分で作り、チケットを手売りした経験が原点となっています。

「音楽」「ビジネス」「社会貢献」・・・ブラストビートのプログラムに必要な要素すべてについて経験がある。さらに、ブラストビートが創り出す「非日常のチャレンジの場」で学べることの大きさ、そして「きっかけ」と「人と人を結ぶ縁」があれば、誰もが大きく変われる可能性を秘めている。このことを、本当に強く実感しているのが私だと思います。

高校生や大学生に対して、「チャレンジしよう!」と訴えると同時に、自分も含めた大人たちもチャレンジし続けられるようなNPO、そして日本社会を創っていくために活動したいと思っています。

ひとことメッセージ

世の中のたくさんの問題は、人と人が繋がることによって、対話が生まれ、解決していくと思います。その繋がりを作りながら、社会をより良く変えていく人材を育てる土壌を作るべく、高校・大学生にたくさんの非日常のチャレンジをしてもらっています。

少しずつ成果が出てきていますが、日本全国に広げるためには、まだまだ加速し成長しなくてはなりません。こうしている間にも子どもたちはどんどん成長していきます。

一人の一歩を、一億人の一歩に変えるべく頑張っていきます。また、この大きな夢にチャレンジするために、仲間も募集しています。音楽、起業、社会貢献などのキーワードにささる方、個性溢れるおもしろい仲間たちと共に協働しませんか?きっと「BLAST!」できると思います。

 

活動レポート

同時並行で進めてきたプログラムが音楽ライブを開催する時期を迎えて、8月31日、9月1日、7日、19日、24日と5つのライブが立て続けて行われました。
そのひとつ、9月19日には、女子高生6人で作る「ミニ音楽会社」ジェットコースター社が、渋谷のライブハウスMilkywayでライブを開催。100人以上のお客さんに来ていただきました。
収益は、宮城県石巻市で、中高生の居場所作りに取り組む「ほっとスぺース」さんに寄付します。
ライブ終了後、参加いただいたアーティストさんと、メンバーの女子高生が記念撮影
---------------------------------------------------------------------------------【2011/9】
6月5日の日曜日、それぞれのメンバーが積極的に活動に関われるように、チームビルディングとコミュニケーションをテーマにした研修を行いました。

高校生、大学生、専門学校生の参加メンバーと、社会人メンターなど約40人が参加しました。

 

 

今回の講師は、樋栄ひかるさん。
年間150以上も研修・ワークショップを手掛け、慶応大学などでの人気授業も受け持つ専門家です。

研修といっても、
「自分を動物に例えると・・・、」「色に例えると・・・、」
と各々イメージしたところで、自分と同じものをイメージした仲間を探すゲームなど、楽しみながらも、自分や他人の気づいていないところを発見させてくれるものばかりでした。

ブラストビートしては、外部の専門家を招いての研修は初めての取り組みでしたが、参加者の学びも大きく、これからもプログラムを充実させていきたいと思います。

---------------------------------------------------------------------------------【2011/6】

【事業カテゴリ】
1期生地域活性・街づくり教育・こどもの健全育成

【団体名/事業名】
特定非営利法人ブラストビート

【活動地域】
東京を中心に、全国展開を目指す

【ウェブサイト】
http://blastbeat.jp/

【ブログ】
http://blastbeat.jp/

【プロフィール】
16歳~26歳までバンドマン(経験職種は30以上)。その後14ヶ月間ビジネスを勉強し、マーケティング会社を立ち上げる。その傍らでNGO・国際協力をしながら、2009年よりNPO法人ブラストビートを立ち上げる。

1997年4月  名古屋市立山田高校卒業
~2005年3月 バンドマンとしてインディーズ事務所に所属し、音楽活動
2005年4月~ 大前研一氏のアタッカーズビジネススクールを受講卒塾
2006年6月  ㈱フィールビート(マーケティング会社)を起業、現在5期目
2009年8月  ブラストビートを日本で立ち上げ

カンボジアでの絵本の読み聞かせや、フィリピンで小学校を寄付するなど、国際協力に携わる。
FASID「NGOディプロマコース」、ETIC.「GS教育社会起業家・NPO支援プログラム」、経済産業省「キャリア教育コーディネーター講座」など修了。

【影響を受けたもの】
バガボンド、ジョジョの奇妙な冒険、FF、盆栽、瞑想、マラソン、マザーテレサ、ダライラマ

【座右の銘】
死ぬまで生きる!

【オフの過ごし方】
温泉、日本庭園