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地域の育児をもっと楽しく、もっと便利に!(マザープラネット)

藪本 敦弘 /  Atsuhiro Yabumoto ( 第3期 )
株式会社マザープラネット  

事業概要

我々はこの事業を通して2つの価値を社会に提供していきたいと考えています。

■育児情報サイト「マザープラネット」■
地域社会において子育てに必要な情報を、Web上で網羅性・検索性の双方を両立させる仕組みを提供することで、地域での子育てをもっと楽しく、もっと便利にする一助になりたいと思っています。
また、ママが情報提供を受ける側になるだけでなく、自ら発信する情報がサイト上に蓄積され評価され、最終的には自らの収入に変わる仕組み(ポイントシステムによる収益還元を通した女性労働力の活用)を提供していきたいと考えています。

■会員制病児保育サービス「オハナ☆キッズケア」
就労のために保育園に通園しているのにも関わらず、ちょっとした病気でも保育園は預かってくれません。施設型かつ共済型という新しい病児保育の仕組みを地域に定着させることで、地域で子育てをしやすくしていきます。

■託児サービス付きレンタルオフィスサービス■
個人事業主・SOHOだけでなく在宅勤務といった今後増加傾向にある就労形態をとる就労者に「集中して仕事ができる環境」を提供することで、育児と仕事を両立し生活の質を向上させることを目的としています。
まずは、自社サイト運営に携わるママ達に向けたサービスを皮切りに、フォーマット化を進め、待機児童の解消に貢献したいと考えています。

<事業展開について>
■育児情報サイト「マザープラネット」■
2012年4月に千葉県東葛地区(柏・松戸・流山)にてオープンβサービスを提供開始します。2012年度中には東葛地区全域(柏・松戸・流山・我孫子・野田・鎌ヶ谷)へサービスエリアを拡大していきます。

■会員制病児保育サービス「オハナ☆キッズケア」
2012年4月より流山市の南流山地区においてサービス提供を開始します。柏・松戸といった近隣の市への展開も2012年度以降実施していきます。

■託児サービス付きレンタルオフィスサービス■
2013年度に事業所内保育施設の形で自社社員(運営・コンテンツ制作担当他)に対するサービスとして提供を行い、来るべき商用サービスに耐えられるフォーマットを作り上げます。

 

事業を始めたきっかけ

1.地域社会に対する意識の芽生え
私は大学卒業後、10年間の間に10回も引越しをするなど、各地を転々としていたせいか、なかなか住んでいる土地そのものに対して愛着がわきませんでした。それが娘が生まれ、自宅を購入して、今度こそここを終の棲家にするぞと考えると、自然と今住んでいる街が好きになってきました。「この街をもっともっとよくしたい。」と今は強く思っています。
子育てにとって地域社会はなくてはならないものです。私はこうした心境の変化もあり、まずは「自分の子供が育つ地域社会をよくしたい」「我が子が大きくなったときに、この街に住んでよかったと思える地域にしたい」と強く感じています。

2.2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震
1に加えて地元で働きたいを思うようになったきっかけが、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震です。
地震発生当時、私は新橋の駅で電車に乗っていました。激しい揺れが収まり自分自身が無事だったことが確認できた後、最初に頭に浮かんだのは「家族は無事か?」という至極当たり前とはいえ、普段なかなか普段意識しないことでした。幸い、家族の無事が運よく繋がった携帯メールで確認できたとき、ホッとしたのか一気に疲れが出たを覚えています。その時、子供から離れて都心に出て働くという就労スタイルに対して、疑問を持った瞬間でもありました。

3.次代の日本に向けた我々の責任
今後、高齢化社会と人口減少社会に突入することが明白な日本社会において、労働力人口は減少傾向になることが確実視されております。こうした流れは日本の国力を奪い、次代にとって決してよい影響をもたらさないと考えます。
一方、働く環境が整えば働きたいと考えている労働者も多く、特に女性の場合は結婚・出産育児という人生の節目でで労働市場からやむなく退出する人が多いのが現状です。
地元で育児と仕事の両立をしながら、就労する環境(インフラ)を作り上げることはできないか? 私は本事業を通して、働きながら子育てをしやすくする環境整備を整え、次代の日本(特に地域社会)に向けた我々の責任を果たしたいと思っています。

ひとことメッセージ

<この事業にかける想い>
大阪出身のせいか「笑い」というものに対して「こだわり」があります。人を怒らせるのも、悲しませるのも簡単です。人の感情の中で他人がもっとも支配しにくい感情が「楽しい(おもろい)」ということだと思います。だからこそ、人を笑顔にできる仕事をしたいと思うようになりました。

<ご連絡いただきたい事業パートナーについて>
裸一貫で創業するにあたり、人との出会いとは本当にご縁だとつくづく感じています。本事業の推進にあたり、以下に該当する方は是非ご連絡をいただければと思います。
※ yabumoto@motherplanet.co.jpまでご連絡いただければ馳せ参じます。
・Webサイトの運営やディレクションの知見をお持ちの方
・フリーペーパーなどの企画や出版に関する知見をお持ちの方
・スマートフォンアプリの開発に関する知見、リソースをお持ちの方
・保育園経営者(認可・認可外問いません)またはそうした方とのコネクションをお持ちの方
・社会事業に対して賃貸物件を提供してもよいと考えている方またはそうした方とのコネクションをお持ちの方

 

活動レポート

現在のところ、活動レポートはありません。

【事業カテゴリ】
3期生就職・就労支援・キャリア教育教育・こどもの健全育成

【団体名/事業名】
株式会社マザープラネット

【活動地域】
関東

【ウェブサイト】
http://www.motherplanet.co.jp

【ブログ】
http://ameblo.jp/hirosaki-hiro/

【プロフィール】
2000年神戸大学経済学部卒業 新卒で入社した会社で社内SE・法人営業支援をはじめ、業務改善コンサルティングを通した業務受託サービスを提案する業務に従事。新規事業の立ち上げに従事。その後、株式会社ぐるなびへ転職し事業全体の戦略立案や予算管理などを担当する。
待機児童問題や病児保育問題といった子供を預けて働きに出ることを支える事業分野、そもそも都心へ働きに出なくてすむようなテレワーク支援・就労支援といった事業分野で育児インフラを創ることをミッションに掲げています。2011年SVM3期生としてプログラムに参加すると同時に2011年9月に株式会社マザープラネットを設立。グロービス経営大学院の2009期生で2012年3月卒業予定

【影響を受けたもの】
グロービス経営大学院、「ショーシャンクの空に(映画)」、「リーダーシップの旅 見えないものを見る(書籍)」

【座右の銘】
あんさん ごちゃごちゃいわんと まずはやってみなはれ(松下幸之助)

【オフの過ごし方】